英語で学び探究する機械工学。世界を舞台に輝くために

国際機械工学コース / 教員

陳 迎


2023.04.07

英語で学び探究する機械工学。世界を舞台に輝くために

東北大学工学部機械知能・航空工学科は、日本一の機械工学科として更なる教育研究の質の向上に努め、国際的なトップクラスの教育研究拠点を目指しています。世界中の優秀な留学生向けの国際機械工学コースIMACが2011年10月に開設されてから10年目になりました。IMAC(International Mechanical and Aerospace Engineering Course)は、日本で初めての秋期入学の学部からの英語での工学系学位コースであり、学士(IMAC-U)から修士課程・博士課程(IMAC-G)まで一貫した人材育成を行っています。IMACの教育・研究の質の高さ、アドバンテージの背景となっているのが、本学科の大規模かつ多彩な学問領域(100を超える研究室)と、世界に向けて先駆的研究を発信しつつ、教育のグローバル化に情熱を持つ教授陣です。学生は高水準の教育と研究を世界標準言語である英語で受けながら、日本語や日本文化にも親しみを感じることができます。IMACはこれまで留学生を対象としてきましたが、2017年度から日本人学生を対象としたグローバル入試を導入し、英語での工学教育を基盤とした国際共修環境において将来、世界のリーダーとして活躍する研究者あるいは技術者を育成しています。グローバル入試は、主に大学入学共通テストを受験したうえ英語で学びたい日本人高校生に加えて、海外高校、国際バカロレア認定校、インターナショナルスクールで学んだ日本人高校生を対象としており、大学入学後には留学生と共に日本語コースと同一の内容の授業を英語で受けることになります。ここでの異文化交流は、多様な価値観、国際感覚・センス、広い視野など、グローバル人材に必要とされる多くの教養と知識を育んでくれることでしょう。自身の新しい可能性と出会い、国際人としての能力を磨き鍛え、世界という大舞台で先導的な役割を果たしてほしいと願っています。

プロフィール

陳 迎

大学院工学研究科 先端材料強度科学研究センター 教授